何かを愛でたいわたし

この写真は何を表しているでしょうか?

ここにはかつて、青々として小さいながらも精一杯自らのトゲを
ピンと張り巡らしていたミニサボテンがいました

1週間に一度水を換える、正しく愛でていたはずなのに。
スライムのようなサボテンを、初めて見たわたしのショックを察してください。

次に、この写真は何を表しているでしょうか?

ここにはかつて必死に生命維持のため水分を蓄えていた
可愛らしい多肉植物が植えられていたのです

1週間に一度程度の霧吹き、正しく愛でていたはずなのに。
つやつやした植物だったんだと主張しても、もはや誰も信じません。

私は、植物を愛でてはいけないのでしょうか・・・
ことの始まりが小学一年生の頃に
授業で好きな花の種を植えることになり、ポピーの種を植え
楽しみに花が咲くまで愛でました。
ところが、毎日愛でて水をたっぷり与えたポピーは、教室に異臭を残し芽吹く
こともなく静かに朽ちていったのです。
いまだにポピーとはどんな花を咲かすのか知りません。
私の闇の歴史の始まりでした・・・
 
このことを友人に話すと、誰でも世話できるミニサボテンと多肉植物をくれました。
それが上記の写真です・・・

それでも、なにかを愛でる気持ちは誰にも負けません!
そんな私が、今は何に手を出しているのかと申しますと

梅シロップです! 

友人から手順を聞き、毎日成長を見守っています。
きっとわたしの愛情が届き、数週間後にはおいしい梅シロップとなり、
この夏を乗り切る助けとなってくれると信じています。

ただ、友人からの注意事項が私の心をざわつかせます。
「梅にポツポツと気泡がついてきたら、それは発酵だから気をつけろ」

・・・夏を元気に過ごせたら、梅シロップがうまくいったのだと思ってください。
みなさんもお元気でお過ごしください。

< 菅原支店HS  土田めぐみ >

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